激安物件には訳がある!?不動産が安くなる理由6選

インターネットや広告で、相場よりもはるかに安い「激安物件」を目にしたことはありませんか?
「掘り出し物かも?」「今が買い時?」と感じる一方で、「なぜこんなに安いのか…?」と疑問を持つ方も多いはず。
結論から言えば、不動産価格が極端に安いのには必ず理由があります。
今回は、不動産会社としての視点から「激安物件が安くなる10の理由」を解説し、購入時の注意点や見極め方についてもご紹介します。
1. 再建築不可
建物を解体しても、新たに建て直せない土地が「再建築不可物件」です。
建築基準法の「接道義務」を満たしていない土地でよく見られます。
▶ デメリット:建物が古くなっても建て替えられず、住宅ローンも通りにくい。
▶ 対策:既存の建物をリフォームして住む or 投資用として割り切る必要あり。
隣地の売買などで接道要件を満たせば再建築できるようになり不動産の価値が大幅に上がる可能性有り(プロ向け)。
2. 借地権付き物件
土地の所有権がなく、地主から借りている場合、建物だけの所有権となります。
▶ デメリット:地代が発生し、土地を担保にできないためローン審査が厳しい。
▶ 対策:借地条件(契約期間、更新可否、地代)を事前に確認する。
土地を地主から買い取ることが出来れば不動産の価値は上がる。
3. 事故物件(心理的瑕疵)
過去に自殺・他殺・孤独死などの死亡事故が発生した物件は、心理的に敬遠されやすく大幅に価格が下がる傾向にあります。
▶ デメリット:購入後のリセールも難しい。
▶ 対策:気にならない人には価格的メリットあり。賃貸需要があるエリアなら投資にも。
時間が経てば告知しないでも良いという国交省のガイドラインもあります。
4. 建物の老朽化
築年数が古く、劣化が進んだ物件はリフォーム必須。
建物の傾きやシロアリ、雨漏りがあれば、修繕費はかなり高額になります。
▶ デメリット:修繕費が購入価格より高くつくことも。
▶ 対策:インスペクション(建物診断)を行い事前に費用を把握する。リフォームを安くできればメリット有り。
5. 立地の悪さ(アクセス不便・周辺環境)
交通の便が悪い、最寄り駅から遠い、坂が多い、買い物が不便など、日常生活に支障がある立地は敬遠されがち。
他にも周辺に嫌悪施設があったり、ハザードエリアだったりすると敬遠されます。
▶ デメリット:借り手がつきにくかったり、将来の売却にも苦戦する可能性大。
▶ 対策:自己居住用で自分のライフスタイルに合うなら特に問題なし。
6. 売主が早く現金化したい
「相続」「離婚」「転勤」「借金返済」など、売主側の事情で“早く売りたい”という強いニーズがあると、価格を大きく下げて売り出すケースがあります。
▶ デメリット:急いで売る理由をしっかり確認する必要あり。現金購入が優先され融資を使う場合は不利になることも有り。
▶ 対策:不動産業者が買い取ることが多く、一般向けに情報が流れることは非常に少ない
まとめ:安さの裏には必ず理由がある
不動産に「激安」はあっても「無条件の掘り出し物」はほとんど存在しません。
価格が安い理由を正しく理解し、自分の目的(居住 or 投資)に合うかどうかを慎重に判断することが大切です。
また、訳あり物件でも、状況によってはリフォームや賃貸運用で高い収益を得るチャンスもあります。
そのためには、物件のリスクをしっかり見極め、必要であれば専門家や不動産会社に相談することが成功のカギです。
「激安物件=悪」ではなく、「激安物件=戦略が必要」なのです。
空き家、再建築不可、事故物件などの訳あり不動産について、当社では売却・購入のどちらのご相談も承っております。
「気になる物件があるけど不安…」「相場より安いけど大丈夫?」そんな時は、お気軽にご相談ください。


